血糖値を下げるリンゴ酢はどれ?ダイエットも健康も両方GET!

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血糖値を下げることで、身体に脂肪を付きにくくします。リンゴ酢は、その血糖値を下げる作用が期待できると話題になっています。ここでは、リンゴ酢の効果的な飲み方をお伝えします。読み終えていただくと、ダイエットも健康も両方GET出来る方法がわかります。

リンゴとリンゴ酢

血糖値を下げるリンゴ酢はどれ?

ひと言でリンゴ酢と言っても、スーパーではいくつもの種類が売っています。ダイエットに良いのはどれなんだろう?って思って始められないのは私だけでしょうか?

そこで、実験の結果としておすすめのリンゴ酢をお伝えします。

ダイエットや健康に大きく関わる血糖値を上げにくくするリンゴ酢は

「純リンゴ酢」です!

では、実験についてお伝えしますね。

リンゴ酢を注いでいるグラス

お酢による血糖値の変化

「リンゴ酢を摂ると血糖値が下がる」と知っているかもしれません。

でもそれは、マウスの実験の結果ではありませんか?

ここでは

実験の人数は少ないのですが、興味深い内容でしたのでご案内しますね。

「食後高血糖を抑制する食酢の効果」

ノートルダム清心女子大学 遠藤 美智子・中西 裕美子    

倉敷中央病院糖尿病内科   松岡 孝

詳細をご覧になりたい方は、こちらからダウンロードしていただけます。

WEKO3

21歳の女子大学生13名を対象の実験(検診で異常は指摘されていない方)

  • 2日前よりアルコール類、 清涼飲料等は飲まない
  • 過激な運動は控える
  • 前日の21時以降は水以外、何も食べない飲まない状態
  • 3日から1週 間以上の間隔を空けて実施

そこでこの方々に、各種のお酢をふたつの方法で摂ってもらいました

  • ご飯に混ぜて摂取
  • 水で5倍希釈し米飯と一緒に飲む

このあとは、実験の結果をお伝えします。

酢飯で摂るか、飲んで摂るか?

純米酢    
  純リンゴ酢 
純トマト酢

全員にお酢20ml を米飯に混ぜて食べてもらうと、血糖値が下がったのは純トマト酢。しかし、それ以上に下がったのは純米酢とリンゴ酢でした。

30分後60分後90分後
 酢飯 
 飲む

その結果から、リンゴ酢を酢飯にして摂るか、ご飯と一緒に飲むかの実験結果で、これらのことがわかった。

  • 飲む方が、早く身体に吸収されるため血糖値を上げにくくする効果が早い
  • 飲んだ方が、吸収が早いため早く効果が無くなる
  • 酢飯が、血糖値を下げながらの消化吸収をしている

リンゴ酢の種類の違い

続いて、リンゴ酢の種類によっての違いを見ていきます。一般的に分けるとこのようになると思います。

  • 純リンゴ酢 
  • 砂糖入りのリンゴ酢    ⇒ 以下、リンゴ酢 S 
  • 人工甘味料入りのリンゴ酢 ⇒ 以下、リンゴ酢 D
純リンゴ酢    
リンゴ酢 S 
リンゴ酢 D

これらのリンゴ酢を20ml を水で5倍希釈し米飯と一緒に飲むんでもらうと、純リンゴ酢は血糖値が大きく下がるのですがリンゴ酢 Sは、ご飯だけを食べるよりも血糖値が上がりました。その結果、リンゴ酢 Sは酢酸含有量が他のリンゴ酢より少ないこと、 GI 値の高い砂糖が原材料に含まれているからと結論付けています。

身体の状態の違い

続いては、身体の状態によって見ていきます。ここでの身体の状態とは、何かを食べると血糖値が急激に上がる方とそれほど上がらない方です。なのでここからは、この13名をふたつに分けます。

血糖値が上がりやすい人

30分後60分後120分後
純米酢 
純リンゴ酢
純トマト酢

「血糖値が上がりやすい人」に酢飯を食べてもらうと純米酢や純トマト酢よりも純リンゴ酢の方が血糖値を上げにくくしていました。

血糖値が上がりにくい人

30分後60分後120分後
純米酢 
純リンゴ酢
純トマト酢

「血糖値が上がりにくい人」に酢飯を食べてもらうと血糖値の上昇はあまり変化は見られませんでした。しかし、消化が消化が始まるころから純トマト酢や純リンゴ酢の方が血糖値を下げていました。

血糖値を下げるためのリンゴ酢を飲むタイミング

小腸の中にある酵素が脂肪の吸収をします。そこでお酢がその酵素の働きを抑える作用が期待できると示されています。つまり、お酢を飲むことで食後30~60分の血糖値上昇抑えられ、脂肪の吸収を抑制されるという事なのです。

そのため

血糖値を下げる効果が高い、リンゴ酢を飲むタイミングは

食事の前

が一番いいということです。

リンゴ酢の入ったグラスとサラダ

そもそも血糖値って何?

血糖値とは、血液の中にあるブドウ糖の濃度のこと。

食べたものが消化吸収されて、ブドウ糖になり血液の中を流れるのです。このため食前と食後とでは数値が変化します。

健康な方の食前の血糖値は約70~100mg/dlです。

血糖値が上昇すると、インスリンが膵臓から分泌され

ブドウ糖が身体に吸収されます。これが、身体を動かすエネルギーとなります。

それで、余ったブドウ糖はグリコーゲンに変わることで血糖値を下げます。

このグリコーゲンは、予備のエネルギーとして肝臓や筋肉に蓄えられます。

血糖値が上昇する流れの説明

ダイエットからみた血糖値

簡単に言うと、血糖値を下げるために必要なインスリン量は人をれぞれ決まっています。そのため、血糖値を上げすぎてしまうと予備のエネルギーとして肝臓や筋肉に蓄えられる量が増える。

その結果、太りやすくなるのです。

ということは、血糖値を大きく上げなければいいのです。

ここで、最初に私が言ったように

ダイエットや健康に大きく関わる血糖値を上げにくくするリンゴ酢は

「純リンゴ酢」です!

が一役買ってくれるんですね♫

健康面からみた血糖値

血糖値を下げるためにインスリンが使われますが、血糖値が高いことが続くとインスリンが出にくくなります。その結果、血糖値が高く下がらない状態が長く続き血管に傷がついて動脈硬化になったり、糖尿病など様々な生活習慣病を発症する可能性が高まります。

糖尿病はインスリンの分泌が上手くいかないか、分泌されていてもうまく働けていないために血糖値がつねに高くなってしまう病気なのです。

これらの生活習慣病も、血糖値の急上昇が原因の一つになります。

そこで、リンゴ酢の効果が期待できるのです♫

血糖値を下げるために、リンゴ酢を飲む時の注意点!

正しいりんご酢の摂取方法

リンゴ酢は、お酢です。なので、物を溶かす力があります。

そのため、気をつけていただきたいのは

  • 原液で飲まない
  • 摂りすぎない
リンゴ酢を薄めて入れたグラス

まず、「原液で飲まない」

お酢は、身体にいい物ですが刺激が強いため原液では細胞にダメージを与えてしまいます。必ず、薄めて飲むようにしてくださいね。

水や炭酸水がおすすめ。

また、牛乳や豆乳を使うと乳化作用でトロっとして、デザート感が増します。

「摂りすぎない」

酢は、身体にいい効果がたくさんあります。でも、やはり刺激が強いので摂り過ぎは逆効果になっていまいます。

一日の摂取量は、大さじ1〜2杯(15〜30ml)までにしましょう♫

濃さは、お好みもありますが5倍以上に薄めることで、身体へのダメージを抑えてくれます。飲みにくい時は、はちみつ等で甘みを付けるといいですね。砂糖を入れてしまうと、血糖値が逆に上がってしまう事があり、リンゴ酢の効果が期待できなくなってしまいますので、要注意です。

では、最後にここまでの内容をまとめていきましょう。

まとめ

血糖値を下げるリンゴ酢はどれ?

ダイエットや健康に大きく関わる血糖値を上げにくくするリンゴ酢は

「純リンゴ酢」です!

リンゴ酢の種類の違い

血糖値を下げる効果が高いのは

  1. 純リンゴ酢 
  2. 人工甘味料入りのリンゴ酢
  3. 砂糖入りのリンゴ酢は逆に血糖値を上げる  

身体の状態の違い

  • 血糖値が上がりやすい人は、お酢の効果が出やすい
  • 純リンゴ酢は、早く効果が出るため血糖値の急上昇を抑える効果が期待できる
  • 血糖値が上がりにくい人は、お酢の効果が少ない
  • 比較すると純米酢よりも、純りんご酢や純トマト酢 の方が血糖値を抑えられた

血糖値を下げるためのリンゴ酢を飲むタイミング

血糖値を下げる効果が高い、リンゴ酢を飲むタイミングは

「 食事の前 」

ダイエットからみた血糖値

血糖値を上げすぎてしまうと余分なエネルギーは蓄えられるため、太りやすくなるということは、血糖値を大きく上げなければいい♬

健康面からみた血糖値

生活習慣病も、血糖値の急上昇が原因の一つになります。

結果的にダイエットから見ても、健康面から見てもリンゴ酢の効果が期待できるのです♫

血糖値を下げるために、リンゴ酢を飲む時の注意点!

正しいりんご酢の摂取方法

  • 原液ではなく、5倍以上に薄めて飲む
  • 摂りすぎない
  • 飲みにくい時は、砂糖ではなく、はちみつ等で甘みを付ける

ひとこと

1日2日では変わりませんが、続けることで間違いなくお身体が変化していきます。

あなたにダイエットも健康も両方GET!して頂きたいと思います。

ずっと健康で美しい、あなたへ😄

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