ダイエットで注目の「桑の葉」が身体に悪い理由って何?

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桑の葉が身体に悪い!

その反面ダイエットや健康に効果的という報告もあります。

それならまず先に抑えておきたい、身体に悪い理由!

桑の葉の効果と注意点を知ることで

あなたとご家族の健康に繋がります。

最後までお読みいただくことで

これからの健康にお役立てください。

桑の木

桑の葉が身体に悪い理由

桑の葉には、たくさんの栄養素や身体にいい成分が入っています。

しかしその分、身体がビックリして身体に悪い影響が出る方もいます。

そのために、気を付けてほしいことがあります。

桑の葉を摂る前に以下の方は、注意をしてください。

  • 薬を飲んでいる方
  • カリウム制限のある方
  • 腸が弱く、様子見が必要な方

薬を飲んでいる方

この後に、桑の葉の成分を書いていきます。

もしかしたら、今飲んでいるお薬と相性が悪い成分があるかもしれません。

心配な方は、医師との相談をしてくださいね。

制限のある方

栄養豊富な桑の葉には、カリウムもたくさん入っています。

そのため、カリウム制限がある方は、必ず医師との相談をしてください。

様子見が必要な方

桑の葉には、食物繊維も豊富に含まれています。

人によっては、お腹が緩くなることがあるかもしれません。

腸が弱い方は、少しづつ様子を見ながら摂ることをお勧めします。

では、桑の葉に入っている成分について見ていきましょう。

桑の葉の成分って?

桑の葉に含まれる主な成分は、以下のようなものがあります。

  • 食物繊維
  • カリウム
  • カルシウム
  • ナトリウム
  • マグネシウム
  • 亜鉛
  • ビタミンB類
  • ビタミンC
  • GABA
  • ルチン
  • 1-デオキシノジリマイシン(ⅮNJ)
  • ケルセチンマロニルグルコシド(Q3MG) など

この中から、桑の葉の代表的な成分4つについて詳しく見ていきましょう。

食物繊維

5大栄養素に続く「第六の栄養素」といわれる食物繊維。

食物繊維は、人の消化酵素では消化することができない成分です。

桑の葉には、食物繊維が豊富に含まれています。

  • ほうれん草の約70倍
  • ゴボウの約8倍

食物繊維の種類は、不溶性と水溶性の2種類あります。

桑の葉には、両方の食物繊維が含まれているのです!

それぞれの働きは

不溶性食物繊維は、水分を吸収してふくらみ、腸内を刺激してぜん動運動を促すことで、便秘の対策になります。

水溶性食物繊維は、粘着性があることでゆっくり動きます。

そのため、お腹がすきにくくなり食べ過ぎを防ぎます。

そして、糖質の吸収をゆるやかにして、食後の血糖値の急激な上昇を抑えます。


カリウム

バナナの約5倍ものカリウムを含む桑の葉。

カリウムは、細胞の浸透圧を調整し、余分なナトリウムを身体の外に排出する作用があります。

塩分の摂り過ぎによる病気はたくさんありますが、それらの予防が期待できます。

1-デオキシノジリマイシン(ⅮNJ)

桑の葉に含まれる、血糖値上昇抑制物質です。

糖の分解を阻害することで、糖の吸収・血糖値の上昇を抑制する働きがあります。

そのため

多少食べ過ぎてしまっても脂肪を溜めることを

押さえてくれるんです😃

おはぎとお茶
おはぎとお茶

ケルセチンマロニルグルコシド(Q3MG)

フラボノイドの一種で、抗酸化物質です。

動脈硬化の原因の一つである、悪玉コレステロールが作られるのを抑える働きがあります。

血液中の中性脂肪や動脈硬化の材料となる物質も抑制してくれるのです。

桑の葉の効果


桑は、葉だけでなく根や枝を原料として、古くから薬として使われていました。
その薬の効能は、こちらです。

  • 冬に根を乾させた桑白皮(そうはくひ):利尿、血圧降下、血糖降下作用
  • 秋の葉を乾燥させた桑葉(そうよう):便秘、高血圧、動脈硬化、糖尿病、頭痛
  • 春の枝を乾燥させた桑枝(そうし):リューマチ、神経痛、関節炎

幅広く、身体を支えてくれていたのですね。

2021年の北海道科学大学の研究では

非アルコール性肝炎のマウスに桑の葉を投与することで

肝細胞癌への進行が抑えられたという報告がありました。

また、先ほど書いたように桑の葉には

  • 糖の吸収を抑える
  • 血糖値の上昇を抑える
  • 脂肪を溜めるのを抑える
  • 抗酸化作用
  • 悪玉コレステロールを抑える
  • 中性脂肪や動脈硬化の材料となる物質を抑える など

様々な病気の原因を取り除くことが期待できます。

そのため、桑の葉を取り入れる方が増えているのです。

桑の葉を取り入れるポイント

桑の葉には、身体にいい成分がたくさんあります。


しかし、一度に吸収できる栄養素には限度があります。

体内で蓄えておくことができない分は尿として身体から排出されてしまうのです。


なので、一気にたくさん摂っても無駄になってしまいます。

毎日摂取し、身体に栄養素を補うことで、少しづつ身体に変化がみられるでしょう。

また、何でもそうですが、一度摂るだけで急に効果が出るということではありません。


身体に入って、身体が少しづつ影響を受けて変わっていくのです。


そのため効果を実感するには、続けることがとても大切です。

細胞のサイクルを考えると3~6ヶ月ほど続けて、効果があるかを判断するといいと言われています。

まとめ

桑の葉には

  • 糖の吸収を抑える
  • 血糖値の上昇を抑える
  • 脂肪を溜めるのを抑える
  • 抗酸化作用
  • 悪玉コレステロールを抑える
  • 中性脂肪や動脈硬化の材料となる物質を抑える など

様々な病気の原因を取り除くことが期待できます。

桑の葉を摂る前に以下の方は、注意をしてください。

  • 薬を飲んでいる方
  • カリウム制限
  • 腸が弱い方

参考:国立研究開発法人 科学技術復興機構https://www.jstage.jst.go.jp/article/konchubiotec/80/1/80_1_019/_pdf

参考:北海道科学大学

https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-19K11648/

参考:桜江町(さくらえちょう)桑茶生産組合
https://www.kuwakuwa.tv/kuwacha_nomisugi/

あなたが、今よりもっとキレイで健康になりますように

最後までお読みいただきありがとうございました。

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